卒業生の声

豊富な過去問の取り揃えと生徒データで自身を正しく客観視できました

大阪大学 経済学部
名古屋大学 経済学部

同志社大学 スポーツ健康科学部
私は阪大経済と名大経済に合格し、京大経済に不合格しましたので、それぞれの大学に対する個人的な所感を残しておきます。2023年度の試験を受けたので、せいぜいこの記録の信憑性は2年が限度だと思って読んでいただければなと思います。
 
京大経済はかなり狭き門です。毎年5人程度が受かる印象がありますが、私の受けた年は2人しか合格しませんでした。そのうち一人を存じていますが、TOEFL100点台でした。しかし、こんな点数で受かるの?という人も年によってはいました。これには教授陣のバイアスがあると個人的には見ていますので、アドバイザーの方に話を聞いてみると良いと思います。
 
阪大経済を目指す方は、ミクロマクロ以外を自分自身でしっかり勉強してほしいです。ミクロマクロは、経済学αの授業に対面で(←ここ重要)参加し、配られたプリントでしっかり復習すればよっぽどなことがない限り取りこぼしは無いと思います。差がつくのは、経済史or統計or会計から選ぶその他2教科です。試験本番が11月で、私は専門科目に完全シフトした6月から経済史と統計を本格的に勉強し始めました。非経済学部出身の私ですが、計画的にこなせば阪大の4教科も無理なく勉強できました。試験まで半年以上時間があれば、食わず嫌いするよりも、まずは勉強に手をつけてみてから受けるかどうか判断しても良いと思います。
 
名大経済は大問が2つあり、それぞれ経済と経営を問う形式ですが、過去問を見ていただければ分かる通り、経営部分の傾向が全く読めません。通常の経営、簿記、統計、ファイナンス、何が出るか分かりません。私は簿記を勉強していなかったので、簿記が出たらアウトでした。名大は運です。単願はおススメしません。
 
そして阪大と名大に言えることですが、TOEICで出願するなら800以上はマストだと思います。これでも甘いかもしれません。私の知る限り今年度の合格者で800以下を見たことがないので、点数を取れずに試験本番を迎えることになれば、この2大学はチャレンジ校と思って良いと思います。
 
限定的な記述になってしまいましたが、このようなデータを入手できたのも、ECCに所属していたからこそだと思います。豊富な過去問の取り揃えと、過去の生徒データによって自身を正しく客観視できました。編入試験は情報戦です。ECCに所属しながらTwitterを巡回するのが最強です。得られた大切な情報はむやみにライバルに共有しないように!