卒業生の声

できる準備は全てやること

同志社大学 社会学部

関西学院大学 社会学部
私が編入試験で同志社を目指した理由は、一般入試で不合格だったからでした。受験勉強にやる気を出せず、不完全燃焼のまま大学生になってしまったことをとても後悔して3月の末に編入試験を受けることを決めました。たまたま入学した大学もほとんどオンラインであったこともあり、モチベーション的には「同志社大学に行きたい」という一心だけで勉強を続けることができました。本格的に勉強を始めたのは7月からで受験勉強期間が約5ヶ月と短かったこともあり途中でスランプになることはありませんでしたが、志望理由書は完成までに何回添削に出したかも分からないほど苦戦し、赤ペンの文字を見たくない時もありました。しかし、書かれている文字は全て私のやりたいことや考えを否定するものではなく、客観的に私の意見を分析してより効果的な書き方などを教えてくれるものだったので、ここに書かれてあるアドバイスを1つ1つこなしていけば、確実に合格に近づくと信じて志望理由書を書き終えました。そして、この丁寧に書いた志望理由書こそが合格の最大の要因であると思います。面接で思うように話せず、自分の意志を同志社大学に伝えきれなかったにも関わらず合格することができたのは、志望理由書に自分が言いたいことをきちんと全て書いていたからだと思います。合格のために重要だったと思うことは、「これだけやったのだから絶対に大丈夫」と言えるほど自信を持てる準備をすることです。受験の当日もその前までもとにかく不安な気持ちでいっぱいでしたが、TOEICのスコアも志望理由書の内容も自分では満足いくものであったため、当日は今までの自分の頑張りや実力を信じて試験に挑むことができました。だから、「当日までに何かできること」はできる限りいいものを準備して、当日の自信につなげることが合格のために大切であると思います。編入のための勉強をしていると、「大学生なのに何をやっているのだろう」と思う時もありますが、受験の後悔は自分にとってとても重いものであったため、少しでもチャンスがあるなら絶対にそれを掴んでやるという心意気を持ったまま勉強を続けました。また、意外と編入を応援してくれる人はたくさんいます。家族、友人、バイト先の先輩など編入試験を受けることを伝えた人には、必ず「頑張って」と声をかけてもらいました。一度受験に失敗したのに、もう一度受けようとしているなんてと少し後ろめたい気持ちもありましたが、何かにチャレンジすることは悪いことではないということを編入試験を通して学ぶことができました。編入試験は乗り越えるべき壁がたくさんあるかなりハードな試練ですが、その分頑張りがいのある試練です。ECCの先生方をはじめ、自分のそばにいる人たちを最大限に頼って、どうか悔いの残らないように頑張ってください。