卒業生の声

編入試験を終えてみての反省点

大阪公立大学 法学部

國學院大學 経済学部
私は編入試験の受験を大学入学直後から決意し勉強を始めましたが、旧帝大や神戸大に合格できず、非常に悔しい思いをしました。私の周囲の受験生の多くは大学2年生になって勉強を始めて名古屋大学や神戸大学に合格しています。このような結果になってしまった原因について自分なりに反省をしましたがやはり勉強法、スケジュールについて真剣に計画しなかったという点が大きかったと考えています。
勉強法について特に強調したいのはアウトプットを重視して取り組んで欲しいという事です。「ウォーミングアップ法学」や「政治学の第一歩」あたりの入門書を通読したらとりあえず志望している大学の過去問にチャレンジしてください。もちろん過去問を解くだけでは安心しきれませんが、アウトプットを意識するという習慣が定着すれば合格へと大きく近づけるでしょう。私は三か月以上入門書を漫然と読んでおり、過去問やアウトプット用のECCのテキストに手を付けたのは本番の1か月前でした。
勉強計画については、とにかく受験予定の大学の出題傾向を抑えることが重要です。出題されないことが明確な範囲について勉強しても時間がもったいないのでうまく切り分けましょう。私は出題傾向についてろくに検討しなかったので、社会学や行政学の性格が強い範囲まで勉強していきました。とにかくアウトプットを重視して確実かつ効率の良い知識の定着を図り、第一志望合格を掴み取って下さい。私のような効率の悪い勉強法では合格はおぼつかないでしょう。