卒業生の声

今いる場所でできることを最大限やる。

名古屋大 教育学部

三重大学 人文学部
私は、自分の興味がフラフラしすぎて、でも教職は今の学部では取れないから何か行動を起こさなければならないとあせり、追い立てられる気持ちで入塾しました。教育が変わると、人が変わり、社会が変わり、心豊かに生きられるのではないかという理想を持っていましたが、教育学を学ぶのか、心理学を学ぶのかという点でもフラフラしてしまい、自分が分からなくなったとき、教育や心理を専門にされている先生方から的確なアドバイスをいただけたことで自分の考えの甘さが分かり、助かりました。
入学後は、学問そのものを楽しんで学んでいきたいと考えています。
編入の勉強をして良かったと感じることは、研究計画書を書くために論文を読むことなどを通して、現在所属している大学の良さを再発見することや、本当に少しですが学問の当事者になることができたことです。とても大変な思いをして大学の先生になられている方々から授業を受けることができているのだから精一杯学び取ろう、大学生として学べる時間はとても貴重なのだと再確認することができました。また、たくさん迷ったからこそ、選んだ道を正確にするために目の前のことをがんばる大切さにも気づきました。どこで学んだことだとしても、今いる場所でできることを最大限やれば、道は開けると思います。加えて、心がわくわくするという感覚に従うことが凄く大切だと実感しました。選択の時点で自分がやりたいと思ったことに従えば、後悔はないと思います。目の前の勉強に本気で取り組むことももちろん大切ですが、その先に何がしたいのか、どういう生き方がしたいのかという本質的なことを考えてみること、現在の自分の行動は自然に決まると思います。また、悩んだ時は、周りの友人や先生(自分もこんな考え方で生きたいなと尊敬できる人)に相談して、アドバイスをもらうことで、新たな気づきを得られるように感じます。お話を聞かせてくださった方々には本当に感謝しています。編入の勉強に関して、点数を取って合格するためにやるのではなく勉強して得た知識をこれからに生かすつもりで楽しんで学ぶことを意識しました。できないのが当たり前だから、少しでもわかることを増やそうという気持ちで諦めずに質問することなどを意識しました。現在の大学で学ぶ授業からも柔軟に知識を吸収して考えることも大切だと思います。普段の考える力などが面接の際に厳しい質問をされて試されると思うので、全部が編入の勉強になると思います。