卒業生の声

努力を決してやめないこと

岐阜大学 応用生物科学部

名城大学 農学部
 私は元々所属していた学科の分野と受験した学部の分野がほぼ同じであったため、専門分野の勉強は大学での勉強と高校生物の復習を中心に行った。もし他の分野を専門的に学んでいる方で、岐阜大学応用生物科学部を受験したいと考えている方がいるのなら、できるだけ早く専門分野(特に生物化学や微生物学、有機化学)の勉強を始めたほうが良いと思った。岐阜大学応用生物科学部の点数配分は小論文(筆記試験)と面接で1:1となっている。そのため筆記試験だけでなく、面接の練習や面接時に使用される志望理由書の準備をしっかり行うことが合否の分け目になると感じた。
ここからは試験当日の様子について紹介していこうと思う。
 当日は自分も含めスーツ姿の人がほとんどだった。
 最初に行われた小論文の試験では、専門分野についての基礎的な知識と考え方、英語の能力を問う問題が出題された。過去数年分と出題傾向は似ている印象を受けた。(ただし英語の試験難易度は年によって大きく異なっていた)特に専門知識を問う問題は、ここ数年タンパク質やDNA、RNAについて問うものが多いと感じた。その後昼食を挟んで行われた面接では、受験生1人あたり10分~15分ほどの時間で面接官との面接が行われた。(この4人の面接官の中には自分が志望理由書で書いていた糖鎖を専門としている教授もいた)面接は「面接官からの質問→それに対する端的な回答」という形式で行われた。質問の内容としては、なぜ岐阜大学を選んだのか、なぜこの学部にしたのかというものや募集要項に書かれている岐阜大学の求める人物像に自分はあっていると思うかという内容だけでなく、自分が提出した志望理注書の内容からも問われた。最後に後輩に伝えたいことを1つ挙げるとするならば、「編入に向けての努力を決してやめないこと」だと思います。編入試験は受験する人が少ないこともあり、時には不安に駆られる日もあるかもしれません。それでも絶対にあきらめないでください。応援しています。