卒業生の声

短期間での合格を可能にした強固な意思

神戸大学 経営学部

関西大学 商学部
まず効果的な学習法に関しては、定期的に復習をして知識の漏れをなくすことが大切です。より具体的には、私の場合は一般的な受験生よりも専門科目の勉強開始が遅かったため、遅れを取り戻すために、すさまじい量の知識をすさまじい速さで消化する必要がありました。
そこで私は、一日の半分を復習にあて、残りの半分で新しい知識を取り入れるようにしました。例えば、前日にバーナード理論を学んだ場合、その日の夜にアウトプットできるかを確認し、また次の日の午前中にもう一度アウトプットできるかを確認し、できなければできるまで繰り返し、それから新しい知識を入れていくといった感じです。それだけではまた数週間すれば忘れるので、定期的に復習をしていました。
次に、情報についてですが、SNSで受験校のエゴサーチをしないことをお勧めします。例えば、Twitterでは編入界隈というものが存在し、一部の人たちがかなり高得点のTOEICの点数を自慢するなどしており、受験期に見てしまうと不必要な不安を抱いてしまいます。実際私も、自分より100点ほど高いTOEICのスコアを持った人を目にして不安になりましたが、今思えば無駄な心配だったと思います。Twitterを見てるくらいなら、黙々と勉強しておくほうが堅実です。不特定多数の受験生の不安を煽るような構図が私は気に食わなかったので、絶対に負けるかと心を燃やしていました。
最後に、受験生の心得についてです。受験を決めた方々の心の支えになれば幸いです。
私はECC編入学院に、第15回目の講義から、それも遠隔で受講し始めました。受講し始めて一か月を過ぎた9月頃に、早速模擬試験がありましたが、結果は偏差値28.2と下から数えて2番目でした。本番まであと一か月に差し掛かっても、過去問で解ける問題が少なく、夜遅くに涙しながら、お付き合いしている方やアドバイザーの方々に不安を打ち明けました。
今となっては、こうして不安を打ち明けることで前向きな言葉をもらい、それを力にできたと思います。高校二年生の時に受験を決めた神戸大学経営学部。現役時代、部活動との両立に苦しみ、結果は惨敗。姉や兄のように後悔はさせないとシングルマザーの母が高1から学習塾に通わせてくれたのにも関わらず、そこでの努力が砕かれ否定された気持ちになり、全ての気力を失ってしまいました。
もうこんな惨めな思いをしたくない、自分を応援してくれている人たちを悲しませたくないと強く思い、現役時に受験した同じ大学の同じ学部への編入を決めました。
合格した時の母や兄や姉の喜ぶ姿、また自分を応援してくれている恋人やアドバイザーの先生方と喜びを分かち合う場面を思い浮かべ、どれだけ絶望しても歯を食いしばって勉強し続け、その結果合格を掴みました。
編入を考えている皆さんも、勉強を進めていく中で、いくつかの壁に出会うと思います。しかし、これらは自分自身が成長するため、また志望校に編入するために避けては通れないものです。そんなとき、編入を志した理由を思い出してください。その理由に付随する覚悟が必ず背中を押してくれます。
試験が終了するまで、諦めず健闘されることを願っております。ぜひとも頑張ってください!