北海道大学 教育学部
富山大学 人文学部
効果的な学習法は、過去問演習だったように思います。本番にどの程度のレベルが必要で、それに足りない知識は何かを日々自問自答し、知識を補う、そして新たな過去問を繰り返しテスト形式に慣れる、とにかく数をこなすというのが私の学習法でした。過去問請求サービスを何度も利用できたことはありがたかったです。スランプ克服法は、とにかく机に向かうことでした。勉強の悩みは勉強でしか解決しないので、私の場合は他の方法で気分転換をしようとすればするほど罪悪感が増す一方でした。集中力がなくても、とにかく机に向かって形式上は勉強していると、数時間後にはいつも通り勉強できていることが多かったです。また、私の場合は在籍する大学で、受験直前に大きなトラブルを抱え、予定していた受験校1校を精神的な理由で受けられませんでした。その1ヶ月弱、全く勉強ができない程精神が疲弊しており、今後の受験も諦めなければならないかと思っていましたが、アドバイザーに何度も連絡頂き、面接練習でもモチベーションを上げてくださり、なんとか北海道大学に合格することができました。
北海道大学に合格できた理由は3つ、授業の積み重ね、研究計画、モチベーションの回復にあったと思います。授業の積み重ねについては、1ヶ月ほど勉強が手付かずの生活でも挽回できるほどの授業や学習に対して真摯に取り組んだことだと思います。また研究計画については、北海道大学教育学部の場合は筆記試験と面接を200点満点ずつ、計400点で評価してくれます。面接は主に研究計画についてです。丁寧に対策していたので、面接では8割の評価があったことが得点開示でわかりました。私は面接で勝ったと言っても過言ではないです。最後は、北大に向けてのスタッフのみなさんのあたたかいお気持ちです。このおかげで受験を乗り越えられました。また、その他の受験校で不合格だった理由として考えられるのは、小論文です。どの受験校にも小論文があり、北大の得点開示でも6割しかありませんでした。もっと小論文対策の時間を確保して、他者の添削をもらえばよかったです。心理については、もっと単語の語彙を増やして、院試レベルまで持っていくべきだったと後悔しています。情報の集め方は主に3つです。まず、ネットのnoteの合格体験記を無料の範囲内で集め、志望校の合格者が何をしていたのか、真似をしようとしました。また、大学院入試の過去問にも目を向け、大学やコースがどの領域を好むのか傾向を理解しようとしました。最後に、志望する先生の論文も集め、先生がどのような人物なのかを把握することも心がけました。