卒業生の声

ありのままの自分でぶつかってください

同志社大学 文学部

同志社女子大学 表象文化学部
私は阪大人科への編入を目指し心理学を専門に勉強していたにもかかわらず、結果的に1ヶ月弱の勉強で同志社の英文学科に入学することになった非常に珍しいタイプなのでここでは心理学(阪大)、英語、英作文(同志社)についての勉強法と編入を志す上で重要となる心持ちについて書きたいと思います。
まず心理学ですが、特にスタートから勉強している人はレギュラーが始まる前に自分が一番理解できる、読みたいと思うような参考書を厳選しざっと目を通す程度で構わないので読んでおきましょう。心理学用語は数が膨大すぎるための用語を一つ一つまとめるのは時間がかかりすぎ、またまとめるだけでは定着しないのでおすすめしません。(わたしはこれで失敗しました)今思うことは、「浅く広く」を繰り返すことにより知識と理解を深めることが最重要だということです。参考書を何度も読み理解できたら、次は先生が指定する概論書を繰り返し読み、心理学の理論を頭に刷り込んでください。さらに現実的に理論が応用されているもの(プラシーボ効果orシェイピング)や具体例を知識にプラスしていくと論述にも強くなります。阪大の心理については暗記しようとは思わないでください。本当の意味で理解・納得して知識を自分に中に内在化させてください。そうすると自然に産出もできるようになります。次に英語ですが、英語が分かる感覚が意味不明だと思っていた私でも毎日ハンドブックの和訳をすることで英語力は劇的に伸びました。文構造をがっちり把握し、英語のニュアンスにあわせ日本語にこだわって和訳の練習をすると読解力(それに伴い読解速度)和訳力共に向上します。最後に英作文ですが、英作文は過去問とTOEICのテキストでまずはたくさん書いてみると、いつも使う具体例は決まってきます。その中で使う単語やイディオムをまとめ(言い換え表現もいくつか)、文章の型、使う構文までできれば決めた方がいいです。文法的ミスは先生に客観的に見てもらい減点要素を徹底的になくしてください。終わりに編入の心持ちについて書きたいと思います。編入ではどんな知識が生きてくるか分かりません、在学大学の授業であれ個人的な経験であれ全部編入に生きてくる材料です。編入の勉強は当然重要ですが授業もチャンスだと思って吸収してください。また、編入試験は良くも悪くも運によるところが多く自分の力ではどうすることもできないことだってあります。だからこそ、どんなに不安でも一か八かありのままの自分でぶつかってください。そして決して萎縮することなく自分の努力・可能性・力を信じてあげるためにも、たとえいかに追い込まれても心の健康だけは守ってあげてください。編入は厳しいです。諦めなければ受かるほど甘くありません。でも他人とは比べず毎日自分との戦いに勝とうと無我夢中で努力し続ければ自ずと結果はついてきます。皆さんを心から応援しています。